栄養士の働き方

管理栄養士が語る!飲食店でバイトをするメリット

この記事では、私が栄養の勉強をしている学生の頃に経験した、飲食店でのアルバイトで学んだことをお伝えしたいと思います

飲食店でアルバイトをするという選択を考えてる方

飲食店のアルバイトで働いてるけど何かしら悩んでいる方

そんな学生やフリーターのためにこの記事で少しでも役に立てればと思います

 

 

アルバイトで経験したことは

いい意味でも悪い意味でも

自分の中に残るものですよね

 

日本人でアルバイトをするのは

高校生から大学生のカテゴリーが

大半を占めるのではないでしょうか

 

私も初めてアルバイトをしたのは

高校三年生の時、知り合いの飲食店を手伝ったことでした

 

本格的にアルバイトを始めるのは

やはり大学生の頃でした

 

アルバイトといっても

様々な種類がありますよね

飲食店をはじめ

サービス業、塾講師、工場など

数え切れないほどの働き口があります

 

その中でも今回は

私が4年間経験した飲食店(BAR)でのアルバイトを通して学んだ経験をお伝えします

なぜ飲食店を選んだのか

 

理由は簡単です

食べるのが好きだから

 

そして、私自身も飲食店を経営したいという思いが

当時あったから、何か学び取ってやろう!

という意気込みで飲食店で働くことを決めました

 

大手飲食店グループと中小規模の飲食店

 

もし飲食でバイトするならどっち?

という話題が学生の頃、たくさんありました

大手飲食店はブラックだよー!

とか

個人店が融通きくからオススメ!

など、色々な話や経験談を聞きました

 

実際に

飲食店=ブラック

というイメージは完全には拭いきれないと思います

 

昔から飲食店は

パワハラモラハラの温床で

その変な伝統、考え方が充実に受け継がれています

 

しかし、その時代は本当に終わっていいと思います

これからブラック飲食店は淘汰されていく

 

とゆーかAIとか自動化で人が働く必要がなくなるんやないかとは思いますが

学生がアルバイトを選ぶ基準は大きく

時給の良さ

勤務日数、時間の融通

経験

に絞られると思います

 

さらに栄養の勉強をする学生であれば

食材、料理の知識、衛生管理やマネジメントに関することも

勉強できる職場がいいですよね

 

この条件を満たす職場は

大手飲食店にも中小規模飲食店にもあります

 

実際私自身も飲食店で働いてきて

時期の良さとシフトの融通がきく職場に巡り会えたことがあります

 

しかし、これらを探し当てるには

相当な苦労をしました

 

時給を取りたいなら

深夜勤務や早朝勤務を募集している職場を選び

シフトの融通を取りたいのであれば

従業員がたくさんいる、シフトを変更しても対応できる

大所帯の職場や

個人経営や小規模な店舗で、

1人アルバイトがいてもいなくても回せる店を選ぶべきだと思います

 

どのみち職場選びで大事なのは

事前にリサーチをして、面接や交渉の段階で、自分の考えを伝え、納得する結果にもっていくことです

決して言いなりになってはいけません

後々トラブルの元になります

 

私がBARで働くことになったきっかけ

 

私は学生の頃、

バスケサークルに所属していて

そこの卒業生の先輩が時々遊びに来てくださっていました

 

その先輩との出会いがきっかけです

その先輩は

新卒で、私が4年間お世話になったBARに就職をしました

 

先輩は流通経済学を専攻していました

なので、正直わたしは最初、

珍しい選択をしたんだなーという感想をもっていました

 

しかし先輩に聞いてみると、

お酒を作るのが好き!楽しい!

と、こちらまで清々しくなるくらい、

歯切れの良い返事をして下さったのを今も覚えています

 

飲食の世界、お酒の世界にハマって、

そういう決断をされたのだと思います

 

サークルの練習中に

その先輩に、バイト探してるんですけどー

って聞いたのがきっかけでした

 

そして、そのBARの経営者を紹介していただき、と2人で会うことになりました

いわゆる面接ですね

 

経営者とは確かガストで面接しました

会う前は、経営者って一体どんな方なんだろうと

めっちゃ不安でした

しかし、会って話してみるとすごく気さくな方で

 

熱い!!って印象の方でした

 

飲食の経営者ってマスメディアとか本の影響で

嫌味な人が多いんだろうなーと思っていたので

すごく良い意味で期待を裏切られました

 

労働の条件について

当時わたしは、学業やバスケを優先したかったので、

週一の勤務を希望していました

バスケや学業のことも理解して下さって

すんなりと働くことが決まりました

バーで働き始めた素人陰キャラ栄養士の卵

 

働き始めの第一印象

きっつ!!

 

まぁ、当然ですよね

その店は18時オープンの29時クローズで、

自分は、時給がより良い夜勤を選んだので、

21時からラストまで

みたいなシフトがほとんどでした

 

そして、当時、私は接客をしたことがなく、

人と話すのはそんなに好きではなかったので

裏の厨房で率先して洗い物をしていたことを覚えています

なるべく人前に顔を出さないために!笑

 

まぁ、こんなのが許されるわけなく、

カウンターがある表によく引っ張り出されていました

 

カウンターに嫌々出るようになって

目の前のお客様と話す事も徐々に増えていきました

お客様といっても当時は常連さんが結構な割合を占めていて

初対面ということはあまりなく、

それだけが救いだったことを覚えています

 

それから、キッチンでは

シェフとの距離感がすごく近かったので

間近で調理技術や食材について学ぶことができました

 

ポジション別で身につく、コミュニケーション能力

 

コミュニケーション能力が上がる

これは、ポジションにもよりますが、

私はキッチン、ホール、カウンターのすべてのポジションを

経験しました

 

すべてのポジションで、必ずコミュニケーションをとることになるのですが、

その質はやはりポジションによって変わってきます

 

キッチン

基本的に、シェフやホールの人間とコミュニケーションをとります

伝達内容としては、

料理に関することや

注文内容や店の運営上に関することなどで

割と限定的だという印象がありました

 

しかし、キッチンは店の商品をつくる大事なポジションであるので

その分情報の伝え方1つで

お客様に与える影響は変わってきます

 

例えば、ホールスタッフに料理を持っていってもらう時

料理の名前や特徴などに加え

プラスαの情報(食材の産地や合わせると良い飲み物や料理の背景など)を伝える時

お客様にとって満足していただけるような結果になる為には

どのような伝え方をしてもらいたいか

を考えてホールスタッフに説明をする必要があります

 

ホールスタッフの能力が高い場合、

知識やコミュニケーション能力やアドリブ能力を備えているので

軽い情報で、質の高い提供をしてくれます

 

ホールスタッフ

ホールスタッフはお客様、キッチンスタッフ、バーテンダーなど

コミュニケーションの対象が広いです

 

料理やドリンクをサーブするだけではなく

常に店のすべてにアンテナを張り、

お客様のあらゆる情報を察知し

それをスタッフに伝達する大事な役割があると思います

 

さらに、1番直接お客様とコミュニケーションをとるポジションでもあるので

対応1つで、店に対する印象が大きく変わってきます

 

しかし、これは店のコンセプトによって

コミュニケーションの仕方は大きく変わります

 

自分がいた店は

客単価は高めではないが、低めでもない

しかし総合的に満足度が高い

カジュアルとフォーマルの間な雰囲気があるけど、

スタッフの人当たりの良さが敷居を程よく良い意味で下げている

という印象がありました

 

なので、フォーマルな雰囲気でもカジュアルな雰囲気でも対応できる

素晴らしい柔軟なスタッフがたくさんいて、

それに続いて、そういうスタッフがたくさん

育っていた気がしました

 

お客様とのコミュニケーションは早い時で、

予約の電話対応から始まります

そこから勝負になります

 

第一印象になるからです

私は電話対応で、一度、ブッキングというミスを犯してしまった時がありました

 

お客様は大事なサプライズで予約をしてくださっていて

やはり、そういう時に、ブッキングだった、、

ということは店の評判を下げることになります

 

せっかくここでサプライズをしたかったお客様はがっかりですよね

犯してしまったミスは仕方ないです

 

反省して切り替えるべきですが

大事なのは、アフターフォローで

私はブッキングしてしまった当時

系列店や信頼できる店を紹介する

お詫びのサービスを提供する

などの対応をしました

 

この時もちろん、コミュニケーションの仕方で、

お客様の信頼を取り戻せるかが

大きく変わってきます

しかし、この対応を経験したおかげで

アクシデントが起きた時にも落ち着いて対応できるハートを

身に付けることができました

 

お店でお客様とコミュニケーションをとる時は

入店時から始まります

その時、お客様の予約の情報や表情や雰囲気、服装から

あらゆる状況を想定して

最適なコミュニケーション方法をとります

 

例えば、

このカップルは記念日だなー2人の時間をなるべく大事にして、様子を見よう
このグループは久々の再会の友人がいるやつだなーこのグループの話の内容を把握して、それに合わせて盛り上がるようなサービングや会話をしてみよう

などと、ある程度イメージを膨らませておきます

 

そしてお客様とコミュニケーションをとっていて

大事な情報を得ることができたら

それをスタッフに伝達をし、

必要があればキッチンスタッフやバーテンダーにも伝達し

お客様を、より満足させるようなアクションをします

 

そして、お客様が退店の流れになると

それに伴い、感謝の言葉とともに

最適な一言をかけることも

満足度を上げるためな大事なアクションです

 

そして、自分がいた店は

お見送りを姿が見えなくなるまで

というルールがありました

 

これについては、やらないよりはやった方が

印象がいいなーと感じました

 

カウンター(バーテンダー)

 

個人的に1番全てにおいて四苦八苦したポジションです

理由は

常にお客様とコミュニケーションをとりながら

お酒を作ったり

店の雰囲気を感じとり、様々な対応をする

1度に2つ以上のアクションを並行しないと店が回らない

ポジションである印象があったからです

 

実際に週末は

カウンターを2人ので回す時があって

その時は大丈夫なんですが

 

普通に満席の平日などは

すごくテンパります

 

結果コミュニケーションの質が下がったりすることがあったので

当時の上司はそれを難なくやり遂げていたので

本当にすごいと思いました

 

本当に主観的な意見なんですが

カウンターに座るお客様に関して

私はすこし苦手意識があります

 

理由は

見られている気がするから

です

 

まぁ、事実見られているんですけどね笑

 

今では見られることは

逆に興奮するんですが

当時。メンタルがそこまで強くなかったので

ある種の恐怖心がありました

 

しかし、それを乗り越えれば

こんなにやりがいがあって、楽しめるポジションでもあることは

間違いないです

 

飲食店で働くことで身につく技術や知識について

 

これは、店のジャンルや業態によって

変わります

 

店のオペレーションが標準化されていて

初心者でもすぐにできるようになる業態

 

牛丼チェーンや回転寿司などの大手飲食チェーン

では、調理技術が身につくことはあまりありませんが

知識やマネジメント能力を

磨くことができると思います

 

例えば、衛生管理

 

私は回転寿司チェーンで働いたことがあるのですが

衛生管理の部分が、さすが 生物なまもの を扱う業態であって

すごく教育が行き届いていました

 

ノロウイルスや食中毒のリスクが特に高い食物を扱う業態であり、

不定期にエリアマネージャーや第三者による監査が入ることもあるから

という理由もあるのでしょうが

栄養を専攻していた私にとっては

衛生管理の面で、学ぶことがすごく多かったです

 

その一方で、上記のような業態ではない店では

その店の得意とするジャンルや

マネジメントに関する考え方や

オーナーの意向など

様々な要因がありますが

それらによって

学ぶことができるものは大きく変わります

 

私が働いていたバーでは

学ぶことができた調理技術や知識をリストアップすると

調理技術

・食材の火入れ(鶏肉や野菜が中心)
・ピザ生地の成形 焙焼
・盛り付け
・食材の切り込み(下処理や仕込み)
など

 

知識

・食材の産地や特徴
・調理名、料理名の意味
・衛生管理
など

 

広義的な意味でリストアップしたので

具体的に学ぶことができたことは省略されていますが

栄養や調理を学ぶ者にとって

勉強になることがたくさんです

 

調理や食材に関する知識や技術があると

日々の食生活が楽しくなるというか

そういう体験ができます

 

そのバーで働いていた当時

社員研修でイタリアのローマに同行させていただいた時

ローマのリストランテやカフェで出会った料理や名前、食材

ローマの市場の食材や人々の雰囲気や食文化

初めて見るものや

普段働いていて、扱う料理だったり、食材が

現地でこういう風に提供されていることに対して

1つ1つに感動を覚えました

 

まとめ

 

私はつくづく、飲食店で働いていて良かったと思うし

栄養を学ぶ学生であって良かったと心の底から思っています

 

なぜなら、私は食べることが好きで

それに関われる資格を持っていて

食に関する様々な経験をして

それらを本当に愛することができるからです

 

今も様々な食に関するすべての出会いや経験ができることに

感謝しています

 

いかがでしたでしょうか?

飲食店でアルバイトをするという選択を考えてる方

飲食店のアルバイトで働いてるけど何かしら悩んでいる方

そんな方々のためにこの記事で少しでも役に立てればと思います

 

辛いことも多いかと思いますが、

自分のためになるスキルを多く身に付ける職場であることは間違いありません

辛かったら逃げればいいので、まずは何かしら小さな目標や目的を持って

働いてみるといいでしょう