アスリート管理栄養士が選ぶ

もしスピルリナをプロテインとして利用したら??

この記事では、スーパーフードであるスピルリナをプロテインとして摂取するのは効果的なのか?という事について、管理栄養士が検証していきます

 

今回はスピルリナをプロテインとして利用するのは

効果的なのか?というテーマに沿って

進めていきます

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スーパーフードとして知られているスピルリナですが

その特徴はなんといっても

植物性食品としては規格外のたんぱく質量にあります

100gあたり57gものたんぱく質を含み

アミノ酸スコアも申し分ない

これはプロテインとしても使えるのでは??

と思ったのが今回の記事を書くことになった

きっかけです

 

スピルリナの栄養成分

 

まずはスピルリナの栄養成分について

まとめてみましたので

ご覧ください

こちらもウィキペディアから引っ張ってきました

スピルリナ100gあたりの値です

まずはざっくりと栄養成分の特徴について

述べてみます

 

エネルギー

 

100gあたり290キロカロリーです

もし野菜として見るのであれば

高い方ですが

その理由はたんぱく質の含有量にあります

たんぱく質は1gあたり4キロカロリーで

このスピルリナには

100gあたり57gものたんぱく質が含まれています

つまりこの時点で228キロカロリーです

 

たんぱく質

 

スピルリナの1番特筆すべき栄養的特徴は

このたんぱく質を多く含むこと

そして、植物由来のたんぱく質である事です

 

上の表でも示してる通り

100gあたり57gものたんぱく質を含みます

この時点で、まずスーパーなんですが

管理栄養士は、たんぱく質含有量を見た後に

アミノ酸スコアというものをチェックします

これは、たんぱく質を構成するアミノ酸が

どんな種類のものが

どれだけ含まれているかを示していて

その食材や食事のたんぱく質の

質の高さを示します

 

スピルリナは100点を超えていて

質の良いたんぱく質を供給できることを

示しています

 

脂質

 

含有量は7.7gですが

ここでは、脂肪酸に注目してみましょう

 

スピルリナに含まれる脂肪酸で特筆すべきなのは

γリノレン酸(GLA)です

γリノレン酸は、人間の体内では合成できない

必須脂肪酸と呼ばれるもので

母乳に多く含まれます

 

一定量以上の摂取によって

炎症に関する代謝反応を抑制する効果があります

 

ビタミン

 

ビタミンB1

ビタミンB2

ビタミンB6

ビタミンE•K

ビタミンA(ベータカロテン)

これらを多く含みます

 

B1B2に関しては

化け物みたいな含有量ですが

水溶性なので

過剰摂取しても排出されます

 

たんぱく質を効率的に体内で

利用できる手伝いをしてくれる

ビタミンB6も含まれてる事は

高タンパク質を狙って

スピルリナを食べる方にとっては

好都合ですね

 

脂溶性ビタミンであるE•K•Aですが

いずれも抗酸化作用があり

ぜひ摂取を心がけて頂きたい成分を多く含んでいますが

ビタミンKなどは

納豆などと同様に、

服用してる薬によっては摂取を気をつけなければなりません

 

ミネラル

 

全体的に多く含まれていますが

管理栄養士的には

ナトリウムと鉄

この2つに注目します

 

ナトリウム

 

塩分のことを示していますが

スピルリナには

100gあたり1048mg含まれています

塩分量に換算すると

2.7g含まれます

100gもスピルリナを摂取する方は

あまりいないと思いますが笑

 

鉄分

 

100gあたり28.5gもの鉄分を含みます

ちなみに成人の耐容上限量は

4050mgですので

参考までに

 

鉄分は不足すると

貧血や運動能力の低下を招きます

アスリートや女性の方に特に摂取を

意識してほしい成分です

 

スピルリナをプロテインとして利用するのはどうなのか?

 

ここから本題に入ります

スピルリナをプロテインとして利用する為には

サプリメントが現実的な方法でしょう

 

原産国などでは、栽培したものを

直接手に入れることができると思いますが

日本においてはなかなか難しいので

サプリメントを摂取するという前提で

話を進めていきます

 

プロテインとしてスピルリナはどれくらい必要?

 

その答えは

多くても50gは必要

前述した通り

スピルリナには100gあたり57gものたんぱく質を

含みます

 

たんぱく質を多く必要とする人が

たんぱく質を摂取する手段としてメジャーな

プロテインシェイクなどには

一回量で2030gのたんぱく質が含まれてます

つまり

2030gくらいのたんぱく質を摂取したければ

スピルリナ自体を50gを摂取する必要があります

 

スピルリナって高価なのでは?

 

たんぱく質量に注目していて

コスト面には目がいっていませんでした

スピルリナ自体のコストがプロテインシェイクと比べると非常に高価なのでは?

という疑問があったので

検証してみました

たんぱく質1gあたりの値段で比較してみましょう

某プロテインシェイク(日本産 アマゾン参考価格)

たんぱく質1gあたり 約8.0

某スピルリナサプリメント(国内メーカー アマゾン価格)

たんぱく質1gあたり 約7.7

驚きの結果でした

まさかのたんぱく質1gあたりの値段でいえば

スピルリナの方が安いではありませんか!!

これはなかなかの衝撃でした

これは商品によって変動することを

ご了承いただきたいです

ちなみにアマゾンでプロテインとスピルリナ

それぞれ検索をして

価格が安く、国内メーカーであることを条件に

比較対象を選定しました

 

プロテインとしてスピルリナを摂取するのはオススメ?

 

さっきのコスト面での検証によって

一気にスピルリナのプロテインとしての利用が

現実的になりましたが

実際にプロテインとして利用するにあたり

安全性や摂取面において検証してみましょう

 

安全性

 

製品の安全性ですが

スピルリナは基本的に粘着性が強く

増粘剤などの添加物を加えずとも

タブレット状に加工できます

添加物の点においてはまずは安心できるでしょう

 

さらに、世界で初めてスピルリナの

大規模な商業的な栽培を始めた

日本のDICの製品は

FDA(アメリカ食品医薬品局)やWHOからのお墨付きです

安全性においては、信頼をおいても良いでしょう

栄養成分の観点では

過剰摂取における弊害が考えられる

ビタミンA.K.E

そして鉄分やナトリウムが多く含まれています

 

1日あたり50gのスピルリナを摂取するとすると

偏った食生活でなければ

いずれも日本人の食事摂取基準における

耐容上限量に近づくような

摂取量にはならないでしょう

 

しかし、製品の多くにも書かれていますが

ワーファリンなどの薬を服用してる人や

治療中の疾病があったり、既往歴がある人は

必ず医師への相談をして下さい

 

摂取面

 

スピルリナサプリメントの形状の多くは

タブレット型ですが

粉末タイプもあるようです

 

飲みやすさで言えば個人差はありますが

スピルリナの味自体が無理な人は

タブレットをお勧めします

 

こちらが一番コスパが良いタブレット型の

スピルリナです

 

しかし、タブレットを選択してしまうと

1日に何十粒も飲む必要があります

 

その点、粉末だと

液体などに混ぜて一気に飲むこともできるし

料理に利用することも可能です

 

 

スピルリナの味自体は

ですので

ノリに近いような青臭い味わいです

水に味がしないノリを溶かした味が1番近いですね

 

スピルリナを液体に溶かすなら

独特の風味を紛らわせるような

強い味わいの液体を選ぶことをオススメします

(スムージーとかスープとか)

 

まとめ

 

今回はスピルリナをプロテインとして

摂取するのはどうなのか?

という事について

色々検証してみました

 

そして

コスト面や安全面においても現実的ではあるが

摂取面においては

個人差が出てくる可能性が高い

という結論に至りました

 

スピルリナには

プロテインシェイクには含まれていないような

抗酸化成分や

食物繊維などの

様々な恩恵を受けることができます

 

独特の風味を多少我慢してでも

摂取を習慣化してみても良い食品であることは

変わりありません

 

この機会にスピルリナ

摂取を検討してみてはいかがでしょうか?

 

ここまで読んでくださりありがとうございました!