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ワンランク上のCFMプロテインの効果やメリットを管理栄養士が解説するぞ

この記事では、数あるプロテインの中でも、グレードが高いCFM(クロスフロウマイクロフィルタレーション)製法のプロテインの概要や効果、メリット・デメリットを管理栄養士が解説します

 

CFM(クロスフロウマイクロフィルタレーション)とは?

 

Cross Flow Micro filtration の略です

めっちゃ細かいフィルターでろ過しちゃうよ!

って意味のことです

 

たんぱく質の含有量が他のプロテインと比べて高い

体内への消化吸収速度が速い

他のプロテインと比べて、有用成分が残すことができる

乳糖や脂質をあまり含んでいない

価格が少し高い

こんな特徴があります

 

他のプロテインとの違い

 

CFMプロテインは

分類的には

ホエイプロテインの仲間です

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この記事でも紹介していますが

ホエイプロテインには

いくつか製造方法があります

 

WPI(ホエイプロテインアイソレート)

WPC(ホエイプロテインコンセントレート)

CFM(クロスフロウマイクロフィルタレーション)

加水分解ペプチド

こんな感じですね

 

今回紹介する

CFM(クロスフロウマイクロフィルタレーション)ですが

製造工程的には

この4種類と途中まで同じです

 

ホエイプロテインの原料は牛乳です

牛乳を発酵させると

液体と固体に分かれるのはご存知でしょうか?

小学校や中学生の時、ロッカーや机の中に

数ヶ月牛乳パックを放置した人がいたと思います

その牛乳パックを興味本位で開けて、

流しに流してみた人はわかると思いますが

牛乳の白い液体ではなく

黄色い液体と、白い固体に変わっていたはずです

白い固体の正体はチーズで

黄色い液体の正体が、ホエイプロテインの原料になる

ホエイ(乳清)というものです

 

このホエイをUF処理という

ろ過にかけます

UF処理とは?

MF膜の孔径には0.01μmから10μm程度のものがあります。従って、この孔径より大きい物質は捕捉され“固液分離”がおこなわれます。UF膜は分子量で千から数十万の高分子物質やコロイド状物質を阻止し、それ以下の低分子物質やイオン類を透過させる“分子ふるい”がおこなわれています。両膜の分画範囲の一部はオーバーラップしますが一般的に言ってMF膜は目が粗く、UF膜の方が細かいと言えます。

簡単に言うと

めっちゃ細かい網に通しますよー

って処理です

 

そしてろ過したあとの物質を

さらに加工するわけですが

ここからの加工方法によって

WPI(ホエイプロテインアイソレート)

WPC(ホエイプロテインコンセントレート)

CFM(クロスフロウマイクロフィルタレーション)

加水分解ペプチド

これらに分かれます

 

まず、価格がリーズナブルで

コンビニや薬局にも置いてある

これはWPC(ホエイプロテインコンセントレート)に分類されます

 

これは、先程のろ過した後の物質を

濃縮&乾燥させます

 

これ以上ろ過にかけないので

たんぱく質の純度はWPIなどよりは

高くありません

 

その一方でWPI

ろ過したあとの物質を

もう一度ろ過にかけます

 

ろ過方法には2種類あります

MF(マイクロフィルタレーション)

イオン交換処理

これらのろ過の仕方で違いが出てきます

CFMプロテインは

上のMF(マイクロフィルタレーション)によって

製造されます

イオン交換処理

先ほどのUF処理したやつのpHを調整して

マイナスに帯電させた樹脂に

プロテインを吸着させて分離する方法です

MF処理(マイクロフィルタレーション)

先ほどのUF処理したやつよりも

さらに細かい網目のフィルターに通して

ろ過します

どんだけ細かいねん笑

いずれの方法でも

たんぱく質含量は他のプロテインよりも高い特徴があります

しかし大きな違いは

イオン交換処理で製造されたプロテインは

有用成分である、αラクトアルブミンやラクトフェリン

などが少ないデメリットがあります

MF処理(マイクロフィルタレーション)

上の課題を解決した方法で

なおかつたんぱく質の含有量を高める事ができます

あとは製品の傾向的に

BCAAの含有量が高い特徴もあります

BCAAは主に筋肉を構成するアミノ酸で

スポーツをする方にとっても重要なアミノ酸です

 

CFM(クロスフロウマイクロフィルタレーション)の効果

 

WPI(ホエイプロテインアイソレート)と被りますが

たんぱく質の消化吸収速度を高くする

乳糖によるネガティブな効果を出来るだけ抑える

この2つが挙げられます

 

たんぱく質の消化吸収速度を高くする

 

ホエイプロテインアイソレートの特徴ですが

ホエイプロテインの濃度を出来るだけ

高めてあります

 

プロテインの体内への消化吸収に関して言えば

含まれる脂質がプロテインの消化吸収の

邪魔をしてしまいます

 

その脂質を出来るだけ取り除いてやって

プロテインの純度を高めて

プロテインの体内への消化吸収速度を

上げる事を可能にしたのが

ホエイプロテインアイソレートです

 

乳糖によるネガティブな効果を出来るだけ抑える

 

日本人の中には

牛乳を飲んで、お腹の調子が悪くなってしまう人が

多く見受けられます

これは乳糖不耐症というもので

乳糖を体内で分解する酵素をもっておらず

消化不良を起こしてしまう

それが原因でパフォーマンスを落としてしまう事があります

 

普通のホエイプロテインにももちろん乳糖が含まれています

ホエイプロテインを飲んでお腹の調子が悪くなってしまった

経験がある方がいらっしゃると思います

 

その原因は断定できませんが

乳糖不耐症の可能性があるのであれば

ホエイプロテインアイソレートを飲んでみる事を

おススメします

 

ホエイプロテインアイソレートは

製造過程において

乳糖を出来るだけ取り除いている為

乳糖によるネガティブな効果を

感じる事が少なくなるという

大きな特徴があります

 

CFM(クロスフロウマイクロフィルタレーション)のメリット・デメリットは?

 

こちらもWPI(ホエイプロテインアイソレート)と

被りますが

メリット・デメリットを大まかにまとめます

 

メリット

 

たんぱく質含有量が他のプロテインと比べて高い

 

製造過程の通り、ホエイプロテインアイソレートは

ホエイプロテインの純度が高いです

ですので、必然的に他のプロテインと比べて

たんぱく質の含有量は多くなります

 

たんぱく質の含有量が多いことは

より多くたんぱく質を体内に消化吸収させたい場合に

他の成分が混ざっていたら、その分たんぱく質の

消化吸収速度に影響が出てしまう可能性もあります

 

乳糖による胃腸の影響が少ない

 

乳糖による胃腸の影響は

パフォーマンスや日常生活にも支障をきたします

そんな事を気にせずに

プロテインを摂取できることは

大きなメリットでしょう

 

消化吸収速度が速い

 

たんぱく質の含有量が多い事と内容が被りますが

たんぱく質の含有量が製品に対して

多ければ多いほど

たんぱく質自体の消化吸収速度は速くなります

 

そして、プロテインの中でも

ホエイプロテインアイソレートは

より速く体内へと消化吸収される特徴があります

 

効率的な筋肉の再合成の為には

体内へのアミノ酸(プロテイン)の供給が必須です

 

BCAA含有量が比較的高い

 

WPIWPC製品と比べて

CFM製品はBCAA含有量が多い傾向があり

筋肉の再合成における栄養供給源としては

とてもメリットがあります

 

デメリット

 

価格がやや高い

 

製造方法が他のプロテインと比べて

コストがかかります

特殊なフィルターや加工方法を採用してるからです

 

どんな人にオススメ?

 

ホエイプロテインアイソレートは

プロテインの中でも低価格帯な

ホエイプロテインコンセントレート(WPC)よりも

価格はやや高いんですが

たんぱく質の純度がワンランク上で

消化吸収率も高く

質が高いと言えます

ですので

プロテイン初心者にも是非飲んで頂きたいし

スポーツやトレーニングをされている方にも

普段から飲んで頂きたいです

 

オススメのCFMプロテインは?

 

こちらはKentaiのCFMです

たんぱく質含有量は93.1%

BCAAも豊富に含まれており

大きな特徴はグルタミンが配合されていることです

グルタミンは筋肉の超回復に関わるアミノ酸です

さらにたんぱく質代謝に関わるビタミン・ミネラルも

配合してあるのは嬉しいですね

 

 

こちらはフィットネスジムの雄

ゴールドジムのCFMプロテインです

こちらの大きな特徴は

ペプチドが配合してあることでしょう

ペプチドとは

たんぱく質を分解した、アミノ酸が繋がってる状態の物質で

栄養学的には

たんぱく質→ペプチド→アミノ酸

この順の大きさなんですが

体内への吸収効率は

ペプチド→アミノ酸→たんぱく質

なんです

ペプチドを配合することで

より効率的なたんぱく質供給を実現しています

 

まとめ

 

今回はプロテインの中でも

高品質な

CFM(クロスフロウフィルタレーション)製法の

プロテインを紹介しました

 

特徴は前回紹介した

WPI(ホエイプロテインアイソレート)と

大まかは一緒なんですが

WPIでは除かれてしまう有用成分を

CFMでは残すことが可能にしたという特徴があります

 

ここまで読んでくださりありがとうございました