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レッドブルのカフェインがパフォーマンスを上げるのは本当なの??

この記事では、レッドブルに含まれるカフェインをはじめとした成分が、バスケットボールなどの様々なスポーツや競技でパフォーマンスを上げるために飲まれてる理由を、栄養学の視点から管理栄養士が解説していきます

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レッドブルとは?

 

 

1980年代に本拠地のオーストリアで初めて販売された

世界171カ国で販売されている機能性飲料です

 

エナジードリンクという新しいカテゴリーを生み出し

世界中の人々からパフォーマンスを上げる目的で

飲まれています

 

実はレッドブルのモデルとなった製品があります

タイで販売されている

Krating Daeng (クラティン・デーン)という

清涼飲料水を元に作られました

ちなみにこの2つの商品は全く関係ないです

このクラティン・デーンの商品ロゴを見てみると

レッドブルのロゴとそっくりですよね

 

当時タイで販売されていたクラティン・デーンですが

1980年代に、オーストリア人の実業家である

ディートリヒ・マシテッツ Dietrich Mateschitz

クラティン・デーンの国際的な販売権を獲得します

 

ディートリヒ氏は、クラティン・デーンを

独自の配合で改良していき

Red bull レッドブル の名称で販売を始めました

 

レッドブルの商品開発に至って

日本のリポビタンDからインスピレーションを

得ていたそうですよ

 

レッドブルの有効成分

 

レッドブルに含まれる栄養成分や添加物を見ていって

どれがパフォーマンスを上げるのかを解説します

 

原材料をみていきましょう

主成分は砂糖類でしょう

栄養成分を見てみても、エネルギーに対して

炭水化物が10.8gなので、

砂糖類が多くを占めています

 

そして、酸味料、香料、着色料

有効成分のカフェインをはじめとした成分の添加が

してあります

 

カフェイン

 

まずはレッドブルの有効成分の1つ

カフェインについてですが

カフェインは興奮作用や

体脂肪の燃焼作用があります

 

興奮作用によって、

ゲームや競技の集中力を上げる目的で

飲んでる方が多いでしょう

 

日本のレッドブルには、

100mlあたり32mgものカフェインが含まれています

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カフェインの効果を手に入れるためには

体重1kgあたり5mg必要と言われています

(3mgという意見もあります)

 

このエビデンスは、アメリカスポーツ栄養の

情報を元にした書籍から引用しました

アメリカやヨーロッパの医療系サイトを見てみると

1日あたり400mg以上のカフェインを摂ることは

避けた方が良いという意見もあります

 

効果を得るためには、上の理論を元にすると

4本の250mlの缶を飲む必要がありますが

それは現実的ではありませんし

カフェインの効果を得るために必要な量は

個人差があります

 

オススメの飲み方は

まずは1本を飲んでみて、効果を実感する事ができるかを

試してみて、徐々に量を増やしていく方法です

量には必ずあらかじめ上限を設けましょう

カフェインの過剰摂取による中毒症状を予防するためです

 

アルギニン

 

アルギニンは

アミノ酸の一種で、人の体内でも合成できます

 

しかし、体内の合成量だけではやや不足しやすいので

準必須アミノ酸と言われています

 

競技パフォーマンスの視点からすると

アルギニンは

脳下垂体を刺激して、成長ホルモンの分泌を促進

血流量を増やす一酸化窒素の生成を促進する

この2つの効果があります

 

成長ホルモンは

心身の回復に繋がる

筋肉のたんぱく質の合成を促進する

などの効果に繋がります

 

血流量を増やす一酸化窒素を生成する効果ですが

これは、有効成分を体内へと運びやすくする為

筋肉のたんぱく質を合成する反応を手助けする事に

繋がります

 

筋トレやワークアウトなどで摂取するのであれば

筋トレやワークアウトの1時間前に

5gほどの摂取が推奨されていますが

レッドブルには

100mlあたり120mgほどしか含まれていないので

有効性があるのかは個人差が出てくるでしょう

 

ビタミンB

 

レッドブルに配合されてるビタミンBは

パフォーマンス向上というよりは

回復を促したりする

補助的な働きを期待したものだと思います

 

ビタミンには

脂に溶ける脂溶性ビタミンと

水に溶ける水溶性ビタミンがあります

ビタミンB群は後者の水溶性ビタミンです

 

水溶性ビタミンの特徴は

体内に貯蔵されにくく、排出されやすいことです

その為、不足しやすい栄養成分の1つでもあります

 

レッドブルに含まれる成分には

ビタミンB群が多いです

ナイアシン

パントテン酸

ビタミンB6

ビタミンB2

ビタミンB12

 

ビタミンB群はどんな働きをするのかというと

ざっくりいうと

身体の中で起こる様々な反応を手助けする

という働きをします

 

補酵素の働きがあるとして

栄養士の中で知られています

 

例えば、お米や肉、魚などを食べて

それらをエネルギーや筋肉、臓器の素にする為に

起こる数々の反応をビタミンB群が手助けしてくれます

 

レッドブルに含まれるビタミンB群ですが

厚生労働省の日本人の食事摂取基準の

推定平均必要量を基に、どのくらい過不足があるかを

比較していきましょう

 

レッドブル250ml缶一本あたりの成分を基準にしてます

1829歳の男性の推定平均必要量を基にしてます

ビタミンB2  17.3%/1day

ビタミンB6  455%/1day

ビタミンB12  250%/1day

ナイアシン  57.7%/1day

パントテン酸  83.3%/1day

パントテン酸のみ目安量

レッドブル250ml缶一本でこんな感じになりますね

ビタミンB2はやや少ないですが

厚生労働省が推奨する食事モデルのような

食事であれば不足することはないでしょう

 

100%を超える成分に関しては、

ビタミンB群は過剰摂取をしても排出されるので

中毒症状の心配はあまりしなくても大丈夫ですが

何に関しても食べ過ぎ飲み過ぎは良くないので

そこだけは気をつけましょう

 

砂糖類

 

砂糖類に関してですが

エネルギー源という名目で有効成分としました

 

砂糖が悪者になっている現代の食事ですが

脳を動かす重要なエネルギー源であることは

変わりません

 

血糖値を上げやすいのですが

裏を返せば

速攻でエネルギーになる

という事です

 

ここ1番で集中力を保ちたい時の

素早いエネルギー源の確保は

パフォーマンスを維持するためにも重要ですよ

 

レッドブルのカフェイン

 

レッドブルの有効成分のカフェインですが

海外製とカフェイン量が違う

という噂をよく聞くんですが

実は海外で売られてるやつと日本で売られてるやつの

カフェインの量に違いはありません

 

あるのは、タウリンというアミノ酸が

配合されているかされていないかの違いです

 

日本のやつには

タウリンが含まれておらず

その代わりにアルギニンというアミノ酸が配合されてます

 

タウリンが日本では配合されていない理由ですが

合成タウリンを配合してしまうと

日本では、清涼飲料水という名目ではなく

栄養ドリンクとして販売しなくてはならないからです

天然タウリンであれば、清涼飲料水として販売ができます

 

タウリンとは

ここでは、主にヒトが摂取することにおける効能について説明する。

タウリンには「からだ、細胞を正常状態で保つ作用(ホメオスタシス)」がある。たとえば、血圧上昇に対する下降作用などがこれに該当する。特に、肝臓に対して働きかける作用を持ち、大まかに分類すると以下のようになる。

  • 胆汁酸の分泌を促成し、肝臓の働きを促す作用。
  • 肝細胞の再生促進作用。
  • 細胞膜安定化作用。

Wikipediaより

 

これは公式ページから引っ張ってきたやつですが

ほかのカフェインを含む成分とレッドブルの比較です

 

レッドブルは250mlの缶で

80mgのカフェインを含みます

 

パフォーマンスを上げる為に、レッドブルはオススメ?

 

私はオススメします

カフェインを手軽に摂取できる

有効手段の1つとしては

レッドブルはオススメです

 

ただし、カフェインによるドーピングの規制がある

競技団体もある為、過剰摂取に気をつけましょう

 

しかし、カフェインを摂取する目的であれば

コーヒーをはじめとした

様々な手段もある為、

レッドブルでなければいけないというわけではありません

 

むしろ、抗酸化成分などの有効成分や

疾病の予防の観点から

コーヒーを飲むほうがより、健康的なのでは?

というのが私の個人的な意見です

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました